水消毒システム

当院では、院内感染対策として医院品質の向上を目的とし、患者さんに安心と安全を提供できる水消毒システムを導入しています。

当院のトリートメントユニット(歯科用チェア)には、タービン水やうがい水に低濃度の過酸化水素水が用いられており、常に給水チューブ内を清潔に保つ水消毒の機能(常時水消毒機能)があります。また、休診日前に高濃度の過酸化水素水で漬け置き処理する集中水消毒システムも合わせて装備されていますので、いつもきれいな水で治療できるよう、診療時と休診時ともに二重の対策がとられています。

細菌の繁殖とバイオフィルムの形成を抑えるには、継続的に過酸化水素水の利用が効果的とされているので特に常時水消毒の機能は有効です。

 

水消毒システム
 インスツルメントとスピットンに低濃度の過酸化水素水を使用し水路管を衛生的に保ちます。
 休院前には高濃度の過酸化水素水を水路管内に30分間滞留させてバクテリアの繁殖などを防ぎます。